お墓の雑草対策、クリーニングや目地入れ等。千葉市市川霊園にて

ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。市川市、船橋市、千葉市を中心に、千葉県北西部にてお墓・石材のお仕事をさせていただいております、墓石の千葉家です。市川霊園にて、お墓の雑草対策、クリーニングや目地入れ等の工事をお任せいただきました。

市川霊園 目地打替(石碑・外柵・墓誌)、水垢落とし(石碑・外柵・墓誌) 防草工事 砂利敷

今回のお客様は、市川霊園で以前お墓を建立させていただいた方です。ご相談をいただいて、さっそく現地を確認させていただきました。

 

こちらがご相談のお墓です。平成5年に建立させていただいてから、近年は娘様がお墓の管理をされています。とてもきれいにお参りされているので一見何の問題もなさそうですが、お客様はお墓の雑草等にお困りで、このたびご相談くださいました。

 

土間は砂利の下が土のままなので、隙間から草が生えてきています、お客様が草取りをされているのでかなりきれいな状態ですが、毎回の草取りがとても大変なのでお困りでした。

 

石碑です。台座などの目地周りに少し水垢がついていて、目地も取れかけていました。

 

墓誌も、台座と墓誌板の目地が劣化して取れてきています。

 

外柵です。こちらも石と石の継ぎ目の目地が全体的に取れてきていました。経年でどうしても劣化して切れたり取れたりしてしまうので、定期的なメンテナンスが必要になります。

お客様とお話して、今回はお墓の防草工事と、お墓全体のクリーニング、目地打ち等をご依頼いただくことになりました。お見積りもOKをいただいて、工事スタートです。

 

工事が始まっています。土間の砂利を取り除いてから土を掘り下げ、この状態でお墓本体や外柵まで洗浄して汚れを落としました。

 

クリーニングが終わったら、土間に防草土を施工します。土を掘り下げた際に外柵の内側もきれいに洗浄して汚れを落としたことで、外柵際の部分までしっかり防草効果が発揮できます。石碑の目地入れと墓誌台の設置まで終わり、これから外柵の目地入れも行います。

 

外柵の目地打ちをして、新しい砂利を敷き詰めたら工事完了です。今回はご希望で那智黒の砂利を使用しました。

 

土間は砂利の下に防草土を施工しているので、これまでのように隙間から雑草が生えてくることはありません。白から黒の玉砂利に変更されて、落ち着いた雰囲気のお墓になりました。

 

石碑は、台座のついていた水垢も取れてきれいになり、目地もしっかり打ち直しました。水垢は水が溜まりやすいところに付着するので、水鉢や花立の周りも水垢が溜まりやすい箇所です。お墓のクリーニングでここまできれいにすることができます。

 

目地は防水性のあるシリコンなので、隙間からお墓の内部に水が入ってしまうこともありません。目地は施工方法によって、仕上がり具合や耐久性に大きな差が出るので、ピシッと仕上がるように注意して施工します。

 

墓誌です。こちらは台座のくぼみに墓誌板をはめ込む形で設置しますので、もし隙間から水が入ってしまうと中に水が溜まってしまいます。防水性の目地をしっかり打って、耐久性も上がります。

 

外柵も全体にクリーニングをして汚れもとれ、目地も打ち直しました。階段を上がった参道部分もきれいに目地が入っています。表札のまわりの目地も取れていたので入れ直しています。

 

今回はご納骨や回忌法要などは特にご予定されていませんでしたが、お墓を引き継がれてお参りされている中で、日頃気になっていたことをご相談いただいての工事でした。これまでもとても大切にきれいにお参りされているお墓でしたが、これからは草取りの手間もなくなりましたので、以前よりもより気軽にお参りいただければ嬉しい限りです。何かお困りのことがあれば、またいつでもお声かけくださいませ。

今回は市川霊園のお墓のクリーニングや目地入れなどをさせていただいた事例でした。市川霊園には、建てられてから30年以上経つお墓も多くなっています。それだけ時間が経つと、お墓の水垢や目地の劣化、文字色のはがれ等、メンテナンスが必要な箇所がどうしても目立つようになってきます。弊社市川本社は霊園の門前にございますので、お参りされていて気になる細かなことでも、お気軽にご相談いただければ幸いです。

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